「ウディれ!ジャッキーちゃん」を公開してから一週間が経ちました。
ツイッター上でプレイして頂けたのを見て一人でニヤニヤしているジャッカルです。プレイありがとうございます!
さて、今作も棚卸しも兼ねてあとがきを書く事にしました。
今作は短い制作期間で簡単なミニゲームを作っただけではありますが、いくつか学ぶべき点が出てきたのでその整理をしたいと思い、あとがきを書かせて頂きます。
ちなみに今回はネタバレとかないから未プレイヤーでも安心して見れるよ!
ちなみに作品のDLは
こちらから。
また、参加させて頂いたウディフェスの公式サイトは
こちら。素晴らしい作品が数々ありますので是非。掲示板に感想を書き込んだり応援イラストでイベントを盛り上げて頂けたら幸いです。
それでは、しばしお付き合いを……。
さて、今作のあとがきという事で、まずはこのゲームを企画した所から振り返りましょうか。
元々ウディフェス外伝10分ゲーフェスには参加するつもりはなかったのですが、仕事中に急にアイデア(それもジャッカル史上最もしょうもない)が降ってきたので、ノリと勢いで制作する事にしました。時期的には1月末ですので、制作期間は一ヶ月程度ですね。ミニゲームとはいえ、ここまで短い期間で作品を作ったのは習作以来だと思います。その時は単純に「ゲーム制作者さんを応援してゲーム制作のモチベーションを上げさせる」というだけのアイデアでした。
なぜこのアイデアが降ってきたのかというと、結構周りの状況が影響しているような気がします。ここ最近クリエイターさんにメッセージを投げたり、支援をするような企画やサービスを目にするようになりました。ツイッターを見るだけでも質問箱から始まりマシュマロ投げ、褒めて箱、ふりーむ!さんのレビューイベントやPLiCyさんのモナコイン投げ銭など……。挙げたらキリがないくらいです。そういった企画で制作者さんに何かを伝えたり応援するような機会が増加してきて、制作者さんとプレイヤーさんとの距離が縮まったように感じます。
そんな折に、自分はあまり他の制作者さんを応援したりしてないなぁと思いました。ツイッター上で交流する事がほとんどですが、それでも作品や成果に対してはリツふぁぼが精々で、直接メッセージや感想を送ったり、そもそもリプライもほとんど送らないシャイな状態でした。流行りの制作者支援の波に上手く乗り切れていない状態でした。
そこで、ウディフェスもあるので何かの形で他の制作者さんを応援出来たらいいなぁと思い、今回のゲームの制作に踏み切りました。
断じて自分が応援してもらいたいからという訳ではない。ゲーム制作はなんやかんやで9年続けているので、制作の苦労はよく理解しています。そういった苦労の中で頑張っている制作者さんに、何か助けになるような事が出来たらなという思いで制作をしました。
ちなみに制作を始める前に、こんなアンケートをツイッターでやりました。
これは、モチベーションが上げるのにどんな言葉を掛けるのかをアンケートしたものになります。結果としては、好意の言葉を掛ける人が多いようです。やっぱり自分の好きな作品や制作者さんに、自分は好きなんだという気持ちを伝えてあげるとモチベーションアップしやすいんだなぁと感じました。このこのアンケート結果を元に、応援のバリエーションを考えました。第一章のセリフ(「進捗どうですか?」など)のインパクトが強いのでプレイヤーさんはあまり気付いていないと思いますが、様々な応援の言葉のタイプを出せたんじゃないかなぁと思っています。
キャラクターについて。
キャラは企画を思い付いた時点で大体のイメージは固めていました。セグロジャッカル(背中の黒い毛が特徴)をモチーフにしたケモミミ尻尾の女の子です。セグロジャッカルなので、黒いマントをつけてあげました。名前は「ジャッカル」→「ジャッキー」という感じです。(実は昔、自分の事を「ジャッキー」と呼んでくれていたフォロワーさんがいた。)
そんな感じで(娘達ほど)あまり深くは考えずにてきとーにデザインを起こしました。それがこちら。

そして、ゲーム用にデフォルメしたものがこちら。

別人じゃねぇか()
頭身が違うにしても印象が違いすぎる。特に目元が完全に別人のそれ。元デザインだとクマを蓄えた陰鬱そうな
いかにも自分そっくりなキャラですが、デフォルメした顔は完全にギャグマンガの顔である。長時間見ていると殴りたくなってくるような顔です。
キャラの特徴はゲームに合うように「全然モチベーションが上がらずに制作を進めないでいる」にしました。
まんま自分じゃねぇか!あらゆる「ちょっとした事」で躓いてはモチベーションを落として制作を出来ないでいる、残念な子に仕上がったと思います。そして応援されるとすぐにモチベーションを取り戻すチョロイ感じが出せたと思ってます。
やっぱり自分じゃねぇか!今後も機会があったらゲームに出したりしようかなぁ……。
扱いは酷そうだけど。ゲームシステムについて。
とにかく凝ったシステムにするつもりは企画段階から毛頭になく、10分ゲーという事もあって、誰でもわかるような簡単な内容でパッとやってパッと終わらせられるようなシステムにしました。
結果、最初から最後までひたすら連打するだけというキーボードとプレイヤーさんの指に悪いゲームが出来上がりました()
確かに操作はシンプル(というか限界まで単純)で誰でも気楽にプレイできますが、ステージが進んでもセリフや制限時間以外に何も変わらないというのはちょっと味がなかったなぁと思います。こういったシンプル操作ミニゲームでも、ステージが変わると新しいギミックなどが追加されてプレイヤーに次々と刺激を与えて、最終的には複数の操作や刺激を楽しめるようにするのがよくあるゲームデザインですが、そういうのを入れるアイデアを考えてはみましたが、元々のシステムがチープ過ぎたのか、あるいはゲームのテーマとうまくマッチ出来なかったのか、アイデアが出せずに結局何も変わらないままゲームクリアまで進む形になってしまいました。この辺りは今後の制作で注意していきたい所ですね。
また、クリア後のフリープレイもスコアランキングがないのでちょっと盛り上がりに欠けるなぁと思いました。この辺は作者の技術的な要因が関わってくるので、いい加減ネットワーク機能関連の勉強をしないとなぁと感じました。まだまだ学ぶ事は多い……。
そんな感じでゲームシステム周りはちょっと不完全燃焼な感じです。とはいえ、所詮ネタゲーなので無理に凝ったシステムにせずにゆる~く出来ればいいかなと思うので、失敗ではないと思ってます。
ストーリー(?)について。
元々はストーリー無しで考えていたのですが、プレイ時間が極端に短くなってしまうので半ば無理矢理入れました()
ストーリーの内容としては当初の企画通り、モチベーションが上がらなくてゲ制しないジャッキーちゃんのケツを叩いてゲ制させるというものにしました。具体的な内容については、自分が制作で詰まってしまうタイミングをそのままストーリーにしました。単に面倒だからやる気がない、難解なバグ、膨大な素材数、リアルによる鬱モード、完成前の「これって面白いのか?」という不安と「これ以上面白く出来ないのか」という焦燥感、そして完成後の燃え尽き状態。他の制作者さんも一度は経験した事があるのではないでしょうか?(と個人的に思っている。)
こうした「ゲ制手詰まり状態」を突破するには、やっぱり誰かから頑張って欲しいという思いを感じると、何とかやりきろうという気持ちになれます。ですので、このゲームを通じて制作者を応援しようと思っていだければ、作者冥利に尽きるというものです。
ちなみに「うぃっちーずりばーし!」は素材量過多でモチベが折られまくってます。誰か手伝って下さい(白目)
ゲーム起動時のサークルロゴについて。
前々からやりたかったのですが、サークルロゴを作成しました。当ブログ名まんまですが、今後も(あまり意味は無いと思いますが)このサークル名で活動したいと思います。メンバー?私一人だけだよ!
(もし「共同制作したい!」という方がおられましたらお声掛け頂けると幸いです。)

背景のポスター画像について。
「何か足んねぇなぁ?」
その「何か」は私の
屈強なフォロワーさんならおわかりでしょう。そう、娘達です。「うちの子大好き病なのに、作品にうちの子が出ないとはどういう事だー!」
そんな訳でポスターとして娘達に出演して頂きました。また、ウディフェスに参加するのでウディタのマスコットキャラクターであるウルファールさんにも出演して頂きました。
ちなみに今回ポスターとして使用したのは以下のイラストです。
・2017年誕生日イラスト(夜空背景)(アクア&フレイミ&クロア)
・
絆パズル3:魔法交騒譚パズルイラスト(アクア&フレイミ&クロア)
・2017年夏イラスト(エレス&リーファ&ラッカ)
・2018年誕生日イラスト(夜空背景)(エレス&リーファ&ラッカ)
・2017年バレンタインデーイラスト(ウルファールさん)
・エタるんじゃねぇぞ…(ウルファールさん)
明らかにネタイラストが混じってますが気にしない。これで娘達の存在が知れ渡ると信じています。(過剰な期待)
まとめ。
始めて真面目に作ったネタゲーですが、思ったより好印象を受けて貰えたと思ってます。プレイヤーさんもネタを楽しんで頂いたり、ジャッキーちゃんを可愛がって頂けたようで嬉しいです。
同時に、自分の思いを素直に表現できた作品ですので、短い制作期間ですが達成感は思いの外大きかったです。やっぱり創作は自分の内にあるものを表現してナンボのものですわ……。
ウディフェスに参加したのも、自分がウディフェスに対して思い入れがあるというのが主な要因ですが、それに加えて自分の作品のメッセージが伝わりやすい場であるとも考えたので参加させて頂きました。ウディフェス運営の皆様、素晴らしい企画をありがとうございました。
ついでに言うと、イラストでも参加させて頂きました。そちらの方も是非ご覧になって下さい。
最後に。
今回ウディフェスに「ウディれ!ジャッキーちゃん」を出し、プレイヤーの皆様が楽しんで頂けたのを大変喜ばしく思っております。
今後も、頑張ってゲーム制作を続けていきますのでよろしくお願いします。
でもモチベーションが上がらなくて制作出来てない時は応援してあげてね。ゲームに携わる全ての人達に、素晴らしきゲームライフを。
そして制作者さんに……。
Let’s Yell !!
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